光害に配慮したLED道路燈?防犯燈を開発
國際ダークスカイ協會による「星空に優しい照明」の認証を取得
2020年12月21日
巖崎電気株式會社は、光害に配慮したLED道路燈とLED防犯燈を開発し、光害問題に取り組むNPO団體である國際ダークスカイ協會(IDA)による「星空に優しい照明(Dark Sky Friendly Lighting)」の認証を取得しました。
今後、「星空保護區」の認定を目指す地域などに提案いたします。
東京都神津島村において「星空保護區認定」の取得を目指すにあたり、當社で既存LED道路燈やLED防犯燈を、認証要件である光害に配慮した「配光性能」とすること、また、夜間環境への影響を抑制するための光色(色溫度)に変更し、納入いたしました。
なお、IDAに認証された當社LED道路燈とLED防犯燈をご採用頂きました神津島村において、令和2年12月1日(米國アリゾナ州 現地時間)に島全域(18.58km2)が、東京都の區市町村で初めて星空保護區として認定されています。
日本國內では、西表石垣國立公園(沖縄県)に続き、2例目の星空保護區となります。
特長
國際ダークスカイ協會の認証を取得したLED照明器具
LED道路燈/LED防犯燈
上方への漏れ光がない(上方光束比 0%)
適切に光の方向をコントロールし、必要なものにだけ照射することが大切です。
上方光束比 0%とは、照明器具から出る水平より上方へ漏れる光が無いことを意味しています。
色溫度2700K相當のLEDを採用
國際ダークスカイ協會では、夜間環境に配慮し、光源の光色(色溫度)に関する規定を設けています。
採用する光源の色溫度は3000K以下のいわゆる電球色に相當する光であることが求められ、これに準拠しています。
參考:星空保護區認定制度とは
米國アリゾナ州に本部を有するNPO団體である國際ダークスカイ協會(IDA)が認定する光害の影響のない、暗く美しい夜空を保護?保存するための優れた取組をたたえる「ダークスカイプレイス?プログラム」の和名。
認定地を総稱したものを星空保護區といい、日本國內では、神津島村の他に沖縄県の西表石垣國立公園が認定されています。
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